皆さんこんにちはOTASAMです。
今回の記事はスタイリング剤についてです。
あースタイリング剤って種類があり過ぎて、どれ使っていいか分からない・・・
ワックス?ムース?ジェル?どれが自分に合ってるの?
そもそもの違いってなーに?
こんな感じで、皆なさんスタイリング剤選びって苦労してないですか?
- 沢山種類があり過ぎてどれを使っていいか分からない
- 色々あるけど、それぞれの違いってなんなの?
- 自分の髪質に合うのがどれか分からない
- ヘアスタイルによって使い易い物ってあるの?
実は、サロンワーク中によく質問される事の多くにスタイリング剤がどれを使えばいいのか分からないんです。
今回の記事では、そんなスタイリング剤を探すのに困っている人の為のお役になるような記事になっています。
最後まで読めばあなたにピッタリのスタイリング剤が見つかりますよ。
あなたにピッタリのスタイリング剤の見つけ方教えます。
沢山あるスタイリング剤の中でどれを使えば良いか
スタイリング材って本当に色々な種類がありますよね?
頭の中に思い浮かべてみただけで、数種類はありました。
では、沢山あるその中でどれを使いますか?
どれを使っても良いわけではありません。
ちゃんと選び方があって、皆さんの髪質やヘアスタイルに合わせて使う物を選ばなくてはいけません。
1番重要な事は、自分に合わない物を使わない事がスタイリング剤選びで最も重要です。
スタイリング剤の違い
では、スタイリング剤にはどんな種類があるのかみてみましょう。
ぱっと頭の中に思い浮かべてみると皆さん何種類くらいのスタイリング剤をあげられるでしょうか?
ワックス・ヘアバーム・ムース・ジェル・ミルク・スプレー・グリース(ポマード)・オイル・ウォーター系など沢山ありますよね。
皆さんがよく使用するであろうスタイリング剤について詳しく説明していきましょう。
ワックス
最近では、ヘアワックスは誰もが知ってる主流なスタイリング剤ではないでしょうか?
しかし、ここでまた厄介な事にワックスの中にも種類がいくつかあるんです。
あまり細かく分け過ぎても余計に混乱してしまうので、主要なモノをご紹介していきますね。
種類 | テクスチャー | 質感 | 使い易さ | セット力 | オススメの長さ |
クリームタイプ | クリーム | ナチュラル・ツヤ | ◎ | ソフト〜ハード | ショート〜ロング |
クレイ・マッドタイプ | クレイ | マット・ドライ | △ | ミディアム〜ハード | ショート |
ファイバータイプ | ファイバー | ナチュラル・ツヤ | ◎ | ソフト〜ハード | ショート〜ロング |
ジェルタイプ | ジェル | ツヤ | ○ | ミディアム〜ハード | ショート〜ミディアム |
ウォータータイプ | ウォーター | ツヤ | ○ | ほぼなし | ミディアム〜ロング |
材質感・感触などを言います。
クリームタイプワックス
クリームタイプのワックスは名前の通りでクリーム状の柔らかいテクスチャーになっていて、手の平に取った感じも両手に伸ばした時も柔らかく伸びがよく、髪の毛につける時も付け易いです。
付けた時の質感はナチュラルな自然なツヤ感が出るものから、しっかりツヤ感が出るものまであります。
セット力はソフト〜ハードまであり、髪の毛の長さやどのくらいキープさせたいかによって選ぶ事ができます。(メーカーや種類によってキープ力が番号などで表記されています)
基本的には髪の長さはショートからロングまで使えるようになっています。
クレイ・マットタイプワックス
こちらは固めのテクスチャーで、あまり伸びがよくないです。
ゴワゴワした感じで、付け易さは良いとは言えません。
しかし、セット力は凄く強いので、1日中セットしたスタイルを崩したくない場合はおすすめです。
質感がマット・ドライで乾いた感じなのでツヤを出したい人にはむいていません。
ショートスタイルや髪の毛が細い猫っ毛の人のセットに適してます。
ファイバータイプワックス
ファイバータイプのワックスはファイバー(繊維状)のテクスチャーで、指で取るとビヨーンと伸びる感じです。
少しベタベタした感じで、ナチュラルなツヤが出せます。
キープ力はソフト〜ハードまであって、ショートからロングまで対応できます。
ジェルタイプワックス
ジェルタイプのワックスは伸びがもの凄くいいので、スタイリングがし易いのが特徴です。
仕上がりの質感はウェットでツヤが出るので、フォーマルな場面にも相性がいいと思います。
キープ力に関しては、ソフト〜ハードまであるので、お好みで選んで頂けます。
ウォータータイプワックス
ウォータータイプは基本的にキープ力はありません。
では、どのような使い道があるのかというとボリュームが出やすい髪質やダメージによるパサつきや乾燥から適度に水分を与えてくれるので、まとまって艶やかな質感にしてくれます。
手で髪の毛を触った時もベタベタした感じがしないので、スタイリング剤をつけるとあのベタベタ感が嫌いなんだよね・・・って人にもおすすめです。
軽い感じで何もつけてないような感じになります。
ヘアバーム
最近人気のヘアバームです。
ワックスよりも硬めのテクスチャーで、キープ力はワックスよりも弱いですが、髪の毛に付けた時の質感はツヤがあって柔らかなふんわりとした感じを作るのにむいています。
ワックスとヘアオイルのいいとこ取りみたいな感じです。
ワックスみたいにベタベタした感じが苦手な人、でもヘアオイルだとセット力がなさ過ぎる・・・
そんなお悩みを抱えてる人にオススメです。
そして、ヘアバームの配合してある成分は天然由来の植物(シアバター・蜜蝋・アロエなど)を原料にしているので、髪の毛以外にも使用出来る所ですね。
ハンドクリームみたいな感じにも使用出来ます。
他のスタイリング剤は体質的にかぶれたりしてしまう人も使い易くなっています。
オススメのヘアバーム
ムース
ムースは、きめ細かい泡状のスタイリング剤で水分が多い事が特徴で、伸びやすいのでスタイリングがしやすいです。
ソフト〜ハードタイプがあり、ミディアム〜ロングのスタイリに適してします。
パートスタイルでナチュラルに流すスタイルが作りやすい
そして、水分が多いのでパーマスタイルでのカールの再現性がとても高いスタイリング剤になっています。
基本的なパーマは濡れている状態ではカールがしっかり出ますが、乾いているとカールが出にくくなってしまう。
なので、ムースの水分でパーマのカールを復活させてあげる事が出来る。
ただし、デジタルパーマは逆で乾いている時にカールが良く出ます。
髪の長さにもよりますが、ミディアムならピンポン玉2個くらい、ロングならピンポン玉3〜4個くらいで大丈夫です。
しっかりと両手に馴染ませて、中間から毛先につけてあげるようにして下さい。
この際パーマスタイルであれば髪の毛を揉み込むようにつけると、カールがより出やすくなります。
ジェル
ジェルの最大の特徴は水溶性のスタイリング剤なので、シャンプーをする時に簡単に流せるところです。
他の油性のスタイリング剤との1番の違いですね。
キープ力は高いのでショートヘアにオススメで、仕上がりはツヤが出ます。
伸びがよくスタイリングしやすいですが、1度セットしてしまうと、ワックスのように手直しが出来ないです。
ミルク
ミルクはワックスよりもセット力がないスタイリング剤です。
仕上がりが軽い質感になるので、あまりスタイリング剤を使うのが好きじゃない人にオススメです。
毛先の動きを出したい時に使用すると毛先に変化を出せるので、ベタベタスタイリング剤を使いたくないけど、普段と違ったニュアンスを出したい人是非試してみて下さい。
スタイリング剤の正しい付け方
スタイリング剤の正しい付け方って皆さんご存知ですか?
お客様がご来店した時に思う事があります・・・
あ〜
スタイリング剤の付け方もう少し頑張ったらもっと良いスタイルになるのに〜
なので、僕はスタイリングをする時にお客様に普段のスタイリング剤の付け方はどんな風にしているのかお聞きして、より良い付け方やその人に合うスタイリング剤選びをお話しするようにしています。
- 自分の見える範囲にしかスタイリング剤がついてない
- 動かしたい部分にだけスタイリング剤をつけちゃう
- つける量が多すぎる又は少なすぎる
- 自分のスタイルには合わないスタイリング剤を使っている
スタイリング剤ってどの位つければ良いの?
上手にスタイリングするのに重要になってくるのが、スタイリング剤のつける量ですね。
ヘアカタログやスタイリング剤などに書いてあるスタイリング剤の量[適量]をお使いください。
この適量ってなんやねん!?
って思いますよね・・・
僕らがスタイリング剤をつける時に表現する量の表し方は、『小豆大』『小指の先くらい』『10円玉くらい』とかプッシュ式の物だと『ワンプッシュ』とかの表現をします。
スタイリング剤の種類によって表現が少し変わってきます。
付け方(ワックス)
まずは手のひらに出したスタイリング剤を両手に伸ばします。
この時に手のひらだけに伸ばすんのではなく、指と指の間にも行き渡るようにする事が上手につけるコツです。
バックから順番にトップ〜サイドそして最後に前髪につけるようにして下さい。
この時に注意して欲しいのが、髪の毛の表面だけにつけるんじゃなくて根元から髪の毛が全体に起きるような感じになるまでしっかり付けて下さい。
前髪は付けすぎると不自然になってしまうので、極々少量で大丈夫です。
全体にワックスが行き渡るように付けたら、髪の毛の流れにそって馴染ませていきます。
最後にボリュームを出したい部分や潰したい部分を整えて終了です。
トップはボリュームが出るようにふんわりと、サイドとネープは潰してボリュームダウンさせてあげるととてもカッコイイ・可愛いシルエットが出来上がりますよ!
付け方(ムース)パーマスタイル
ゆるふわパーマスタイルのスタイリングに欠かせないムース
付け方はまずはミディアム(ピンポン玉2個)、ロング(ピンポン玉3〜4個)を手に出したら、両手に馴染ませます。
パーマのかかっている部分を中心的に揉み込むように付けていきます。
そうするとパーマのカールが、よりしっかりと出ます。
この時髪の毛を引っ張るようにつけるのは、絶対にダメです。
せっかくのカールが伸びてしまいます。
パーマスタイルのセットの場合は、髪の毛が完全に乾いた状態よりも少しウエットな状況の方がカールが出ます。
ウエットな状態でムースを付けてその後からドライヤーで乾かす方が狙ったカールが作りやすいです。
自分の髪質に合うもの
髪質 | ワックス | バーム | ムース | ジェル | ミルク | ヘアオイル |
直毛 | ◎ | ○ | △ | ○ | △ | △ |
軟毛 | ○ | ○ | × | × | △ | △ |
くせ毛・パーマ | ○ | ○ | ◎ | ○ | ○ | △ |
付けたく人 | × | × | × | × | ○ | ◎ |
ヘアスタイルによって使い分けは必要か?
髪質によって選ぶスタイリング剤を変える事も重要ですが、ヘアスタイルによっても変える事をオススメします。
なぜなら、スタイリング剤の特性上メリット・デメリットがあるからです。
キープ力のあるハードなスタイリング剤をメディアムやロングのスタイルに付けるのは向かないし、ロングスタイルでバリバリに固まってるって変ですよね?
又、ショートスタイルでシャープな感じを出したいのにキープ力がないミルクやヘアオイルを使っても狙ったスタイルにはなりません。
なので、スタイリング剤はヘアスタリによって変えるべきなんです。
スタイリング剤を付けたくない派・付けられない人
スタイリング剤を使いたくな人も沢山いらっしゃいますよね?
例えば仕事柄付けられない人
ヘルメットをかぶったり、汗をかく事が多い、衛生的に使用できない
などと言った理由が考えられます。
このような人には、ヘアオイルがオススメです。
基本的にベタ付かず、乾いてしまえば付けている事がわからないくらいさらっとしているので、汗でベタベタする事もほとんどありません。
まとめ
- それぞれのスタイリング剤の違いを知る事
- 自分の髪質やヘアスタイリに合うスタイリング剤選び
- 適切な付け方と使用量
まずは沢山あるスタイリング剤の中で、自分のあった物はどれなのか?
これを知る事が大切になってきます。
そして、1番良いもの見つけていただいき、適切な付け方と使用量でスタイリングをしてみて下さい。
今まではどれが自分にあっているのか分からなかった人や、適当に選んでいた人もこれからは自分にあうスタイリング剤で上手にスタイリング出来るようになると嬉しいです。
皆さんのスタイリング力がアップしてカッコイイ人、可愛い人がもっと増えますように
正しいシャンプーの仕方を知りたい人はこちらを参考にして下さい
にほんブログ村
コメント